■ 一生ネタに困らない!?記事メッセージ生産術
【引用】面白いことも、辛いことも、悲しいことも、嬉しいことも、イライラすることも日常全てがネタ。どんな時も、「ここから得られる教訓、気づき、メッセージはなんだろう?」と考える癖をつける。
【出典】祥伝社『ひすい先輩、幸せになる伝え方を教えて!-言葉が変われば人生が変わる』P82 著:ひすいこたろう
「霞(かすみ)を食べる仙人」は食うに困らない。
日記・雑記ブロガーなら「日々の出来事全てがネタ」になると、食うに困らない仙人級に一生ネタに困らなくなるはず!が、そうでもありません。
「こんなのネタにならない」と思ってしまうから。私の場合は。
でもそんなときは、大抵一通りの見方しかできていません。その出来事を10通りの見方をして、10通りのメッセージを見つけることができれば、どんな出来事も書くに値するネタに昇華できるのでしょう。
ひすいさんがオススメする練習方法がこちら。
■ 記事メッセージ生産術練習法
【引用】僕は、ものの見方の先生の一人に、「同じ出来事に、10通りの『ものの見方』ができたら、地球卒業だ」と言われたことがあります。10通りの見方ができたら、銀河レベルのマスターになれるってことです。10通りは難しくても、3通りくらいは見出せるようにトレーニングしてほしい。3通り探そうと思ったら、1つは見つかるからね(笑)。
「このエピソードから言える、メッセージ(真理)はなんだろう?」と自分に問うくせをつければいいんです。
それが読者さんの日常に活かせる気づきや教訓になっていたらベストです。
【出典】祥伝社『ひすい先輩、幸せになる伝え方を教えて!-言葉が変われば人生が変わる』P 著:ひすいこたろう
■ 記事メッセージ生産術練習法をやってみた
●記事メッセージ生産術練習例
この間、ディズニーシーに行ってきました。午後7時。乗れても後1つ・・・か2つ。娘、
「ソアリンに乗りたい!」対する息子、
「インディージョーンズに乗りたい!」。
ソアリンは出来て間もないアトラクションなので待ち時間が長い。対するインディージョーンズは昔からある人気アトラクションですが、ディズニーシーの奥に位置しているため、閉園近くになれば夜のショーともかぶり、8時30分にはほぼ待ち時間無しで乗れるのではないか。そんな予想とともに、ソアリンに並び、閉園ギリギリでインディに行こう!ということになりました。
ソアリンに80分並んで外に出たら大雨。夜のショーや花火も中止になっていましたが、園の奥に進む人はほとんどいません。家族でインディに走りました。
思惑は大当たり。ほとんど誰もいないアトラクションのエントランスを入り、進んでいくとすぐに乗れました。しかも乗り物の一列目。息子はハンドルを握ることができる唯一の席、一番左へ。
「やったぁ♪うわぁ!!ハンドル!!ラッキー!」
シートベルトを確認してもらい、いよいよ出発!というところで、行く先の暗い洞窟が暗転ならぬ、明転しました。思いっきり明るくなった。鳴り響く緊急放送。
「申し訳ございません。本アトラクションに、システムの不具合が起こりました。復旧の目処がつきませんので、大変申し訳ありませんが・・・」
謝りながらも毅然とした態度で避難誘導をはじめるキャストのみなさん。
「え・・もう動かないの・・ま、待ってたら動くんだよね??」現実を受け入れられない息子。キャストに外されてしまうシートベルト。そこで・・・
というようなことがあったのですが、もうこの後、息子は大泣きで…って話を戻しましょう。
このエピソードからどんなメッセージ(教訓)を見出すのか、というのを練習していく。
…え、ムッッッズ。
●例えばこんな記事メッセージ
息子の視点でのメッセージか、父親の視点でのメッセージか、の2つの切り口で考えていけそう。
【息子視点でのメッセージ】
・期待すればするほど裏切られたときがキツい
・悲しいときは自分の気持ち否定せずに泣きまくるといい
・自分が落ち込むと家族の雰囲気を悪くする。でも、家族なんだから甘えていい。
・理不尽に感じたとき、八つ当たりしたら余計に空しくなる
・自分の気持ちは急には変わらない。自分の心なのに変えられない。
【父親視点でのメッセージ】
・落ち込み泣き叫ぶ息子を叱りつけても、何も解決しない
・人の気持ちを自分が変えてあげられるなんて傲慢
・悲しい気持ちを聞いてあげることしかできない
・そっと距離をおくことが、息子を信じることかもしれない
・「乗れなかったぐらいで」は自分の基準。人には人の基準がある
うーん、こんな感じでしょうか。まだまだ修行が足りないので、同じような見方ばかりになってしまいました。
うん、でも、この10通りの見方があれば、10通りの書き方ができる。ネタには困らないですみそうです。
続ければ、一生ネタに困らなくなるかな♪あなたもぜひ!