【引用】予測される展開と実際の顛末との落差こそがオチなのだ。(中略)聞き手や読み手が頭の中にオチとは異なる展開を思い描くようにミスリードしなくてはならない。
【出典】集英社新書『必笑小咄のテクニック』著:米原万里
日記の組み立てってどうやって考えたらいいんですかね。
今回、オチ、ミスリードについて取り上げてみますっ!
■ オチとは
「お前の話にはオチがない。」高校の頃、よく言われました。
オチってなんやねん!どうやったらウケんね~~ん。
あがいたもんです。
どんなにあがいても、改めて話して、また気づくんですよね。
やっぱり自分の話は面白くないって…。
あの頃の自分にリベンジしてやりたい。笑える日記を書きてぇ。
まずオチってなんやねん!という疑問に解答を。
●オチとは、読み手の予想と書き手の結論の落差である
『必笑小咄のテクニック』は必読です。
あ、自分にも小咄書けるかも…と勇気づけてくれる。
やる気に、できる気にさせてくれる本は価値があります。
パワーをくれ、モチベーションを生むから。
この本を読むと、オチを作るのが簡単に思えます。
高校時代の自分に渡してあげたい。
いや、今読めて本当によかった。米原さん、ありがとうございます。
■ ミスリードとは
平凡な結末でもいいんです。本当の結末とは違うところ、上へ上へミスリードしてパッと手を離してあげれば、読み手はピューっとオチていきます。
オチを作るためにミスリードすればいい。
図で書くとこんな感じ♪
●ミスリードとは、実際の顛末とは違う結末を読み手に予想させることである
読み手の予想を、本当の結末と違うところに持ってきてあげるように、話を組み立てていけば、オチができるっちゅうことですね。
非日常的なオチがあるなら、日常から話し始めれば、その日常の話がミスリードとなります。
日記の組み立てで使ってみてください!